チュベローズを待ってた

『ゲームの主人公は僕じゃなかった __。』

 

加藤シゲアキさんの著書「チュベローズで待ってる」age22、age32が2017年12月12日に発売され、半年くらい経ちました…

an・anにて新連載「ミアキス・シンフォニー」も始まり私は供給過多で幸せの極みです…

まぁシゲアキさんの体調は 非常に 心配ですが…

なんせここ最近のお仕事が多すぎる…!

何人いるんだ加藤シゲアキ…!!

あんまり弱音を儚い彼がラジオで「自分で言っちゃうの凄くダサいけど最近めちゃめちゃ忙しい」って言ってたのを聞いて本気で心配しています…

 

…まぁこの話はこの辺にして。

(実はチュベローズ感想自体は昨年12月くらいに書いたものなのでこの話は加筆なんです…)

 

✩ age22 ✩

✩ age32 ✩

https://www.amazon.co.jp

 

お買い求めになられていない方やまだ読んでいない方は是非…( 笑 )

 

わたしは購入日に2冊ともイッキ読みしてしまったのですが、

いやぁ奥が深い!!頭の整理が追いつかないよ!!( 笑 )

次の日全く読んでいない友人にあらすじを話したのですが、あれ…これ何でなんだろう…とかまだまだ読み切れてないとこが浮き彫りに…

 

でも今回はあえて読みこまずに書こうと思います、初読の印象的な??( 笑 )書いてからまた読みこみます…

age22はざっと週刊SPA!の方で読んでいたのでそのせいあってかage32の方がいろいろと考えることが多かったのでほとんどage32についてのことを書きたいと思います(^^)/

 

以下ネタバレ含みますのでまだ知りたくない方は見ないでください☺︎

 

 

 

 

 

 

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私が読み終えて1番最初に感じたのは

自分の存在価値、自分ってなんだろう?といったアイデンティティーに関することでした

 

美津子の原動力は八千草

ユースケの原動力は美津子

水谷が大事にしたのは大阪、そして韓国(この辺詳しくついちゃうと地雷があるかもしれない…)

 

この話に出てくる大概の人物には決定的な自分のある場所(理由)があります

 

八千草兄弟はお互いのために今日を生きているような感じ…

ちょっと違うけど同じように分類されるのでは…

 

反対に、これが全くないのが主人公である光太と松村だと思うんです

 

普通、人は何かに強く固執して生きてはいないはず…(偏見だったらすみません)

だからこそ、読者が共感しやすいのは光太や松村ではないでは…と…

 

『でも自分のことを話すのって難しいだろう?だって事実を並べたとしたって解釈はいろいろあるわけだし。何より自分のことなんて実際わかっていないんだ。人は平気で記憶を改ざんするしね。かといってわかりやすく話すのも嫌なんだ。心の変遷を』

 

このセリフは私的NO.1共感度です( 笑 )

私は○○、なんて言えないですし、

かといって自分の全てを誰かに話して「君は△△だね」なんて言われるのもなんだか腑に落ちません

 

私だけですかね…( 笑 )

 

つまり何が言いたいかというと

自分は○○のためにある!というのも確かに自分の在り方ですが

それはその○○の在り方であって自分ではないのでは…?ということです

でもこれを言っちゃうともうパラドックスで、最終的には宗教だとか思想だとか倫理的なことになっちゃいそうで…

(私が一番にがてなところ…)

 

だからこそ、自分のストーリーの主役は自分、

仮に他の人のストーリーで自分は脇役でもそれは普通のことだと思うんですよね…

むしろ他の人のストーリーで自分が主役なことの方がイレギュラーなんじゃないかって…

 

 

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ん~深読みしすぎかなぁ…

というかこの事もう誰かが解決してそうだなぁ…( 笑 )

私が勝手に読んですぐ思ったことなんでへぇ…くらいに思ってもらえたら幸せです☺︎

というか、チュベローズについて一番考えなければ最後誰と話したかですよね…

私はこれ直感で妹って思っちゃったんだけど妹は違うみたいだし…

そのことはまた別の方が…( 笑 )

 

また、読みなおしたら気まぐれでなんか書くかもしれないです(*´`)

 

他にも読みどころはたくさんありますし何回読んでも新しい発見がありそうです♡/

 

異論意見等ありましたら是非聞かせてください( ´ω` )/